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株式会社ホテルサンバレーインタビュー記事
取材日:2026年7月2日
株式会社ホテルサンバレー
総務部 部長 佐竹様
インタビュアー
三和エナジー株式会社
営業部 担当営業 高根沢
管理部 髙井
管理部 道下
「温泉・食・芸術」が楽しめるホテルづくり
――ホテルサンバレー那須様の概要や施設の特徴を教えてください。
ホテルサンバレー那須は、栃木県那須郡那須町に位置し、約10万坪(東京ドーム約7個分)の広大な敷地内に、さまざまなコンセプトを持つ宿泊施設が点在しています。
宿泊施設だけでなく、食事や温泉もそれぞれ併設されており、敷地内を散策しながらゆったりとした時間を過ごしていただけることも魅力の一つです。
また、当ホテルは「温泉・食・芸術」をホテル運営の柱としており、「ホテル全体が美術館」というコンセプトを掲げています。
館内の入口から廊下に至るまで絵画や陶器などの美術品を展示し、お食事や温泉だけでなく、芸術にも触れながら非日常を体験していただける空間づくりを行っています。
現在、美術品は約7,000点を所蔵しており、季節ごとに展示内容を入れ替えることで、何度訪れても新たな発見を楽しんでいただけます。
さらに今年は、本館を約1年間休館して大規模なリニューアル工事を実施しています。築60年を迎える建物だからこそ、内装を中心に改修を進め、今年2026年10月1日のリニューアルオープンを予定しています。
――従業員の皆様について教えてください。
現在、従業員は約230名在籍しており、そのうち約120名が正社員です。
また、新たに旅館の運営や民芸品を取り扱う物販店舗の運営も開始しており、事業の拡大に伴ってスタッフも徐々に増えています。
――外国人スタッフの皆様も多く活躍されていますが、どのような教育を行われていますか。
外国人スタッフについては、専門学校と連携し、先生から推薦をいただいた学生を対象に採用を行っています。
昨年は7名の推薦を受け、その中から面接や日本語能力などを総合的に判断し採用しました。
現在の体制が整うまでには約10年を要しましたが、採用で最も重視しているのは「性格」です。
「素直さ」「前向きさ」「謙虚さ」。
この3つを大切にしながら、お客様に気持ちよく過ごしていただける接客を心掛けています。
――ホテル運営において、最も大切にされていることを教えてください。
私たちが何よりも大切にしているのは、お客様に喜んでいただけるホテルであることです。
先日、ホテル紹介の映像をオーナーと一緒に確認した際にも、「どうすればお客様にもっと喜んでいただけるか」という話になりました。
オーナーは「ホテル運営には終わりがない。だからこそ常に変化し続けることが大切」という考えを持っています。
今年実施している本館のリニューアルだけではなく、その他の施設についても順次改修を進め、より快適に過ごしていただけるホテルづくりに取り組んでいます。
ホテル運営を支える「燃料」の重要性
――ホテルではどのような燃料油をご使用されていますか。
ホテルでは、主に大浴場やプールの熱源として重油を使用しています。
また、それ以外にも客室の空調設備(冷暖房)や客室のお風呂、厨房のボイラーなど、ホテル運営に欠かせない設備のエネルギーとして幅広く活用しています。
お客様が快適にお過ごしいただくためには、これらの設備を安定して稼働させることが必要不可欠であり、その基盤となるのが燃料です。
――燃料配送会社には、どのようなことを求められていますか。
これまでは燃料価格の高騰を受け、取引先を検討することもありました。
しかし、今年は中東情勢の影響を受け、「燃料そのものが確保できないかもしれない」という状況を経験しました。
実際に「今週の重油が持たない。このままでは今週のお客様をお迎えすることができないのではないか」という危機感を抱いたことで、価格以上に「安定供給」の重要性を強く実感しました。
ホテル運営において燃料は、お客様には直接見えない存在ですが、事業を支える根幹の一つです。その影響力の大きさを改めて認識しました。
20年以上続く信頼関係
――荒井モータース時代からのお付き合いと伺っています。お取引のきっかけを教えてください。
お付き合いは20年以上になると思います。
当時は地元企業とのお付き合いを大切にしており、その中で荒井モータース様ともご縁があり、お取引が始まったと記憶しています。
――三和エナジーになってから変化を感じることはありますか。
今回のような中東情勢による影響があった際、荒井モータース時代であれば、栃木県内のタンクや限られた仕入ルートでの対応だったと思います。
現在は三和エナジーとなり、複数の油槽所や仕入ルートを活用した供給体制となったことで、供給方法の選択肢が広がったように感じています。
こうした供給体制の強化は、私たち利用者にとっても安心につながっています。
現場に寄り添った配送対応
――三和エナジーの配送ドライバーについて印象を教えてください。
いつも臨機応変に対応していただき、本当に感謝しています。
ホテル内には7か所の納入先があり、最大25KLのタンクへは大型ローリーで配送いただいていますが、一方で6KL車による細かな配送にも柔軟に対応していただいています。
また、重油は気温などによって取扱いにも注意が必要ですが、その時々の状況に応じたアドバイスをいただけるため、大変助かっています。
――担当営業の印象はいかがでしょうか。
「最高です。」
本当に即答できるほど信頼しています。
あえてお願いをするのであれば、価格改定がある際には、その背景や理由についてもあわせてご説明いただけると、さらに理解しやすくなると思います。
宇佐美鉱油グループとしての強みや、元売会社との直接取引によるメリットなども含めて情報提供いただけるとありがたいですね。
お客様に選ばれ続けるホテルを目指して
――今後の展望について教えてください。
これからも、お客様に喜んでいただけるホテルづくりを続けていきたいと考えています。
現在リニューアルを進めている本館についても、築60年という歴史ある建物だからこそ、お客様が不便や不安を感じることなく快適にお過ごしいただける環境を整えていきます。
また、人によるサービス、料理、温泉、そしてそれぞれの施設を通じて、お客様に満足していただけるホテルを目指しています。
本館だけではなく、敷地内にある9つの建物や新たに加わった旅館についても同じ想いで運営し、「どうすればお客様にもっと喜んでいただけるか」を追求し続けてまいります。
ホテル業界では建物や名称はそのままでも運営会社が変わるケースが少なくありません。そのような中、ホテルサンバレーは今年46期を迎えました。
これからも地域に根ざし、長く愛されるホテルとして運営を続けていくことも大きな目標の一つです。
――三和エナジーに期待することを教えてください。
何より期待しているのは、安定供給です。
そして、危険物を取り扱う会社として、安全・安心を提供していただきたいと思っています。
燃料配送は日々の業務の積み重ねであり、時には単調に感じる仕事かもしれません。しかし、危険物を扱うという強い責任感を持って業務に取り組んでいただいているからこそ、私たちも安心してホテルを運営することができています。
当ホテルでは、過去に施設内で接触事故があったことから、配送時間に一定の制限を設けています。
そのような運用にも柔軟に対応いただきながら、安全第一で配送していただけることが、お客様に安心してご利用いただけるホテルづくりにもつながっています。

編集後記
今回のインタビューでは、「お客様に喜んでいただけること」を第一に考え、施設やサービスの改善を続けるホテルサンバレー那須様の姿勢がとても印象的でした。
約10万坪という広大な敷地に広がるホテルは、宿泊施設としてだけではなく、温泉・食・芸術を通じて非日常を体験できる空間づくりが随所に感じられます。また、築60年を迎える本館のリニューアルをはじめ、常に変化を続ける姿勢からも、お客様への想いが伝わってきました。
一方で、その快適なホテル運営を支えるためには、温泉や空調、厨房などを安定して稼働させる燃料供給が欠かせません。今回のお話では、中東情勢を受けて「安定供給」の重要性を改めて実感されたというお言葉が特に印象に残りました。
三和エナジーはこれからも、安全・安心を第一に、安定した燃料供給を通じて、ホテルサンバレー那須様のお客様に快適な時間を提供するお手伝いを続けてまいります。