「事務・ドライバーの経験値を活かし、誰からも安心される営業に」営業部・間柄が語る、信頼を勝ち取る『誠実さ』

「事務・ドライバーの経験値を活かし、誰からも安心される営業に」営業部・間柄が語る、信頼を勝ち取る『誠実さ』
インタビューされた人
営業部 間柄 紘和(2022年入社)
テーマ
営業のやりがいと難しさ、ジョブローテーションについて(受注センター、ドライバー、営業)

三和エナジー営業部 名古屋営業所の間柄紘和さんにお話を伺いました。

入社の決め手

――入社の決め手は何でしたか?

車を運転することや人と関わることが好きで、運送業や営業の仕事に興味がありました。一方で、もともと自分は人に物事を伝えるのが得意とは言えず、「だからこそ成長できる環境に身を置きたい」という思いがありました。

そんなときジョブトラで三和エナジーと出会い、採用担当の方から「間柄くんにぴったりだよ」と言っていただいて。
成長中の会社であれば、きっと自分も成長できる。採用担当の「個の成長は会社の成長」という言葉に強く惹かれ、入社を決めました。

受注センターへの配属

――入社後は受注センターへの配属となりましたが、ギャップはありませんでしたか?

正直、最初は「配属ガチャ失敗したな」と思いました(笑)。総合職採用だったので、営業でもドライバーでもなく事務部門への配属だったからです。ただ、1年後にジョブローテーションがあることが分かっていたので、「来年はドライバーとして働く」という目標を持ち、前向きに頑張れました。

――受注センターでの1年はいかがでしたか?

受注センターは、営業が契約を取った後、お客様が燃料を注文する際の電話窓口です。
会社のさまざまな部署が連携して動いていることを実感できましたし、お客様とドライバーの間で調整を行う中で、双方の意見を聞きながら物事を進める力が身につきました。とても成長できた1年でしたね。

ドライバーへのジョブチェンジ

――2年目には希望どおりドライバーに。どんな1日でしたか?

7時に出社、7時半に出庫し、11時まで配送。1時間休憩し、12時から再開して、14時半〜15時頃に帰社。その後に事務作業をして退勤、というサイクルでした。

弊社タンクローリー

――実際に現場に出てみてどうでしたか?

すごく楽しかったです。2年目は大阪の岸和田、3年目は地元・愛知の名古屋で勤務しましたが、どの現場の方も想像以上に優しく、温かく接していただきました。

――岸和田と名古屋で土地柄の違いは?

名古屋は最初から優しい方が多かったです。一方、岸和田は当初、距離があったものの、顔を合わせ続けるうちに「間柄くんじゃないと嫌だ」と言っていただけるようになって。本当に嬉しかったですね。営業としても、そう言われる存在になりたいと思います。

――ドライバーとしてつらかったことは?

時間指定が厳しい場面ですね。15分しか猶予がないこともありました。その中で、お客様としっかり話し、どうすればお互いが働きやすいかを相談しながら関係性を築いていきました。

関係構築で意識していること

――関係づくりで大切にしていることは?

「当たり前のことを当たり前にする」ことです。
挨拶を丁寧にする、「おはようございます」「ありがとうございました」「よろしくお願いします」を欠かさない。そして、お客様の要望をしっかり“聞く”こと。

例えば厳しい時間指定でも、よく話を聞くと「実はお昼休みでも大丈夫」ということもあります。対話を続けることで「燃料は三和エナジーさんにお願いしたい」と言っていただけるようになる。要望の背景まで理解することが、信頼につながるのだと実感しました。

営業へのジョブチェンジ

――4年目から営業へ異動されましたが、いかがですか?

異動当初から本当に上司に恵まれています。教育担当の上司は厳しいですが、常に私の成長のために向き合ってくれます。

――どんな厳しさですか?

「やらない」という選択をしたときに叱ってくれます。でも、挑戦して失敗したときには見守ってくれます。分からないことは全部教えてくれて、原因分析から改善策まで一緒に考えてくれる。
挨拶の仕方や礼儀作法、営業の基本まで、本当にすべてを学びました。

――独り立ちにはどれくらいかかりましたか?

4か月ほどで独り立ちできました。三和エナジーはどの部署でも育てる文化が根付いているので、配属時に分からないことがあっても安心です。

営業部での1日

――営業部ではどんな1日を過ごしますか?

8時に出社し、メールチェックや営業リストの作成を行い、9時から16時までは外回り。帰社後は17時まで見積もりやアポイント取得などの事務作業です。
現在は新規顧客開拓が中心で、新規7割・既存3割の比率です。

――飛び込み営業が中心とのことですが?

1日10件ほど回ります。数をこなしたいタイプなので多い方だと思います。
飛び込み営業にはマイナスイメージがあるかもしれませんが、意外と話を聞いていただけることも多いです。暑い日はお茶を出してくださることもありますよ(笑)。

――どんな方と話すことが多いですか?

決裁権を持つキーマンの方です。社長や調達の責任者など。しかし常に会えるわけではないので、名刺とパンフレットを置いて帰った後に連絡が来て契約につながることもあります。

印象に残るエピソード

――営業で印象深い出来事は?

初めて契約を取るまでが本当に大変でした。4月に営業へ異動し、6月になっても成果ゼロ。何百件訪問しても結果が出ず心が折れそうでした。

でも7月の最初の訪問で「ちょうど探していたんだよね」と声をかけていただき、その場で契約が決まりました。今でも頼ってくださるお客様で、「本当に助かってる、ありがとう」と言っていただける。つらさを乗り越えたあとの喜びは格別でした。

ドライバー経験が活きる瞬間

――営業としてやりがいを感じる瞬間は?

ドライバーの方々に信頼されていると感じたときです。自分もドライバー経験があるので、注文の時間指定も現場の感覚を踏まえて調整できます。ドライバーから「助かるよ、ありがとう」と言われると嬉しいですね。

名古屋営業所の雰囲気

――名古屋営業所はどんな雰囲気ですか?

名古屋営業所は営業3名、ドライバー9名。明るく、ワイワイした雰囲気です。
名古屋は競合が多く、市況も厳しいため、ワンチームで密に連携しながら、メリハリをつけて仕事を進めています。

目指す営業像

――どんな営業を目指していますか?

誰からも安心される営業」です。
レスポンスの早さ、約束を守ること、要望を丁寧に聞くこと。その積み重ねによって、「間柄はきちんとしているし、結果も出してくれる」と思っていただける存在になりたいです。

誰からも安心される営業になるためのリスト

上司の目指す姿は「かゆいところに手が届く営業」。言語化されていないニーズを汲み取り、提案する力です。三和エナジーには多様なロールモデルがいるので、自分に合った営業スタイルを見つけられるのが魅力ですね。

今後の展望

――営業として達成したいことは?

名古屋駅の再開発プロジェクトに携わりたいです。名鉄百貨店やナナちゃん人形がある一帯の大規模再開発。解体や建設の現場で、宇佐美の看板を背負い、少しでも多く入り込めるよう取り組んでいきたいです。

おわりに

――学生へのメッセージをお願いします

三和エナジーは休みも取りやすく、新卒で入って後悔のない会社です。

僕が学生さんに一番伝えておきたいのは、「学生のうちは、しっかり遊んでほしい」ということ。卒論やアルバイトなどはやるべきことをやり切ったうえで、友人と旅行へ行ったり飲みに行ったり、経験を広げてください。
学生時代に築いた人間関係や価値観は、社会人になってから大きな支えになります。

編集後記

凡事徹底。
「当たり前のことを当たり前にする」姿勢を妥協せず積み重ね、社内外から信頼を集める間柄さん。その誠実さの中に、目の前のことへ真摯に向き合う静かな情熱がありました。

そんな同じ志を持つあなたからのご応募を、心よりお待ちしています。

2025.11

文・編集:新卒採用チーム