『日本の有事は、私たちが守る』EESS営業 大谷が語る、誇りと使命感
- インタビューされた人
- 東日本EESS事業部 大谷 遼(2023年入社)
- テーマ
- EESS事業部営業の魅力とやりがい
三和エナジー東日本 EESS事業部の大谷遼さんにインタビューしました。
――入社の決め手を教えてください。
文系だったので、仕事内容にはあまりこだわりはありませんでした。その一方で、僕は年上の方が少し苦手で、高圧的な態度を取られると心を閉ざしてしまう性格で。
そのため、就職活動では「働きやすい環境」を重視していました。
就活イベント(ジョブトラ)で出会った三和エナジーの人事部の方々は、特に話しやすかったですね。
就職活動では人事の方としか話せないことが多いので、社風を知るには限界がありますが、「その人たちと働けなくても、きっと似た雰囲気の人と働けるだろう」と思い、入社を決めました。
――入社当初からEESS事業部で営業をされていますね。まずはEESSについて簡単に紹介をお願いします。
EESS(エス)は、有事の際に燃料が必要な企業様へ燃料を配送する事業です。有事の際には出動し、災害対策本部での業務も行います。

――EESS事業部では様々な災害に即時対応されていて、大変な仕事でもあるかと思いますが、いかがですか?
「災害対応は大変そう」とよく言われますが、僕自身イレギュラーな事態に対応するのが得意で、この仕事は自分の性格に合っていると感じます。同時に、災害対応は一番やりがいを感じる部分でもありますね。
――入社して初めての災害対応が能登半島地震とお聞きしましたが、いかがでしたか?
1年目から非常に貴重な経験をさせてもらいました。特に、ドライバーさんたちが現地の方に感謝され、涙があふれたという話が忘れられません。
「この仕事は社会の役に立っている」という誇らしさと、「これからも僕たちが日本を支えていくんだ」という使命感を、改めて感じた出来事でもありました。
「日本の有事は、私たちが守る」というキャッチコピー、本当に好きです。

――EESSは本当に使命感にあふれた方が多いですよね。ちなみに、平時ではどういった活動をされているんですか?
災害時に出動するためには、事前に契約をいただく必要があるので、平時は企業を訪問して営業活動をしています。
EESS契約はもちろん、メンテナンス事業であるロカクリーンやコンボルト型タンクなど、幅広い商材を扱います。
お客様との商談のほか、設備の現地確認、メンテナンス作業や給油作業への立ち会いに行ったりもしていますね。
また、見積書・請求書の作成、完了報告書や分析報告書の作成など、事務作業も幅広く担当しています。

――裁量を持って幅広く営業されているんですね。EESSならではの面白さはどんなところですか?
事業そのものが面白いですね。
当社の強みは、圧倒的に強固なインフラ(備蓄量・車両数・拠点数)と実行力です。
いざという時にお客様を助けられる仕組みを持っていて、「うちでしかできない『オンリーワン・ナンバーワン』の事業」だと思います。僕は本当に良いと思えないものや必要ないものを人に勧めづらい性格ですが、この事業は自信を持って提案できる商材です。
また、一件あたりの契約金額が大きいので、成約時の達成感も大きく、それがモチベーションにつながっています。

――逆にEESSならではの難しさはありますか?
EESSは無形商材なので、共通認識をつくるのに苦労します。丁寧に説明し、理解をすり合わせることが大切です。
また、普段から必要性を感じていただくことが難しい部分もあります。「本当に必要なのか」「本当に来てくれるのか」といった疑問や不安は尽きません。
だからこそ、理解してもらえたときの嬉しさはひとしおです。

――その難しさがある中で意識していることはありますか?
商談でお会いする担当者の方が、上席の方へプレゼンする際に困らないよう、説明を尽くすようにしています。相手が誰で、どんな情報を求めているのかを意識して、特に数字が会話に出てきた場合には根拠を必ず話すようにしていますね。
――先方への理解力や説明力が求められるということですね。その点で普段から大切にしていることはありますか?
上司やFS課(EESSのメンテナンス作業部隊)と同行する際の雑談を大切にしています。
ちょっと気になったことをその場で聞いておくと、知らなかったことや意外な情報を得られ、それが仕事のヒントになります。
また、雑談で得たネタは商談の場でも役立っています。

――小さなコミュニケーションを大切にしているんですね。部署での雰囲気はいかがですか?
ちょっとしたことを聞きやすい、良い環境だと思います。
確認を怠ってミスをするのは一番もったいないことだと思っていますが、そもそも「聞けない環境」だったらそれが一番の問題です。
その点、EESS事業部は上司に確認しやすい雰囲気で助かっています。
また、3年目の今は後輩が4人いるので、彼らも気軽に質問できるよう、雑談をしたり、ちょっかいを出したりしています(笑)。

――頼れる先輩という印象です。3年目になって成長を感じる部分はありますか?
以前は人に頼ることが苦手でしたが、ちょっとしたことでも相談できるようになったのは成長だと思います。
相談されたり頼られたりするのは誰でも嬉しいことですし、分からないことがあればまず相談するのが大事です。
続けていくうちに、「これはこの人に聞けばいい」という感覚もつかめてきました。
――展示会ではセミナー講演にも登壇され、大役を果たされていましたね。
上司とも相談し、会社としての信念の部分は台本を見ずに話せるように準備しました。
2回の講演で合計150名ほどのお客様に聴講いただき、マイクを握る手の感覚がなくなるほど緊張しましたが、やり切れてよかったです。

――今後の展望やキャリアビジョンを教えてください。
今後も会社として事業基盤がさらに広がっていくと思いますし、救えるお客様も増えていくと思います。
その期待に応えるために、準備を怠らず、成長していきたいです。
キャリアとしては、今は営業の視点しか持っていないので、総務・業務・経理・営業事務など、他の職務も経験してみたいです。
実際に経験した上で、自分の進みたいキャリアを見定めたいですし、その後にまたEESSの仕事をすれば、きっと見える景色も変わると思います。
――最後に、学生へのメッセージをお願いします。
EESS事業部は働きやすい環境ですし、他の会社ではできないことに挑戦したい人にはぴったりです。
また、目に見えないものを売るという経験を通して、どこでも通用する営業スキルが身につきます。
既存も新規もバランス良く営業できるので、営業としてキャリアアップしたい人には最高の環境だと思います。
編集後記
EESSの「オンリーワン・ナンバーワン」の強みを誇りに、まっすぐな使命感を持って働く大谷さんの姿がありました。
「社会基盤を支え、日本の有事を守る」——その想いに共鳴いただける、貢献心あふれるあなたのご応募を心よりお待ちしております。
2025.10
文・編集:新卒採用チーム