──就職活動では、どんな軸で会社を選んでいましたか?
正直に言うと、最初から明確な軸があったわけではなく「働くなら、できるだけ長く続けたい」と思っていました。
そのうえで重視していたのが、自分にとってストレスがたまりにくい環境かどうかです。その基準は人によって違いますが、私の場合は、自分のペースを守りながら働けること、そして周囲との人間関係に過度なストレスがないことを大切にしていました。
──数ある会社の中で、三和エナジーに入社を決めた理由は?
「自分を繕わずにいられそう」だと感じたからです。
就活イベントや選考の場で接した社員の方々が、いい意味で距離感が大人というか、なれなれしすぎず、でも冷たくもない。お互いを尊重しながら、程よい距離感で付き合っている雰囲気がありました。
「社風が良い」「人が良い」と言うと抽象的ですが、自分のキャラクターを無理に盛ったり、常に120%の自分を演じ続けたりしなくてもよさそうだと感じたことが、入社の決め手になりました。

──初期配属では業務部を経験され、そこから総務部への異動されたんですね
業務部の仕事も好きでしたが、2年目に入るタイミングでジョブローテーションを活用しました。
総務部を希望した理由は、会社全体の仕組みや動きをもっと深く理解したいと思ったからです。総務部は各部署と関わりながら幅広い業務を担うため、会社全体を見渡す視点が身につくと感じました。
学生時代も、図書の整理やちょっとした片付けを黙々とやるのが好きなタイプだったので、自分の特性を活かしながら、会社の裏方としてのより広い視野で会社を支える仕事に挑戦したいと思ったのもきっかけです。
──現在、総務部ではどのような仕事を担当していますか?
一言でいうと、社員が安心して働けるための“土台づくり”です。
具体的には、こんな仕事を担当しています。
・勤怠管理
・入退社や扶養関連の手続き
・労務手続き
・有期雇用者の雇用契約の管理
・資格や免許(危険物取扱者など)の管理
・制服・備品の手配、管理
・社員旅行や方針発表会の事務局的役割
・障害者雇用の定期面談の調整
など
一つひとつは地味に見えるかもしれませんが、どれも「間違えると困ること」。
社員の方の生活に直結する部分が多いので、社員一人ひとり、そしてそのご家族の生活にも関わるため、スピード感と丁寧さの両方を意識して対応しています。
──総務部一か月はどんな感じですか?
ルーティンワークよりは、月の締め切りに間に合わせるリズムで動いています。当社は毎月10日が給料日なので、労務管理としてはそこに合わせて動きます。
月初は社員の勤怠をまとめ、給与支給のための準備、月中は月初に対応しきれなかった労務関連業務、月末は翌月初に向けた準備、という流れですね。
──総務の仕事の難しさはどんなところにありますか?
総務部は社員の入退社や人事情報など、センシティブな情報に触れることも多い部署です。
それゆえに、「知っていても、知らないふりをしなければいけない場面」があります。だからこそ、必要以上に人の噂に関わらず、仕事として淡々と受け止める姿勢を大切にしています。情報を扱う責任感と、適度な距離感を保つことは難しさでもありますが、その分やりがいにもつながっています。

──制度や法改正への対応も、総務の大事な役割ですよね。
そうですね。最近だと、健康保険証の廃止のニュース。国の制度の変化はそのまま総務の仕事に直結します。昔はニュースをそこまで意識して見ていなかったのですが、今は自然と時事ネタにアンテナを張るようになったのは、自分自身の成長だと感じています。
──社員の方とのやり取りで、印象に残っていることはありますか?
総務には社員の方から「これ、誰に聞いたらいいかわからない」という相談がよくきます。「この資格確認書ってどうしたらいい?」「保険証はいつまで使える?」といった、一言で終わるような問い合わせも多いですが「困ったらとりあえず新山に聞いてみよう」と思い出してもらえるのは、純粋に嬉しいですね。
──実際に総務で働いてみて、「意外と必要だった」と感じる力はありますか?
事務職は黙々と作業するイメージがあるかもしれませんが、クッションとしてのコミュニケーション力が必要ですね。給与や手当など、少し伝えにくい話を電話でお伝えしなければいけない場面もあって、できるだけ相手の気持ちに衝撃が少なくなるように、言葉選びや声のトーンを工夫しています。
──今後のキャリアについて、どのように考えていますか?
私は派手なキャリアアップを目指しているわけではなく「細く長く」頑張っていきたいと考えています。
そのうえで、今の目標は総務のスペシャリストになりたいですね。総務の仕事はとにかく幅が広いので、一つひとつの意味をきちんと理解しながら、「総務のことならだいたいできます」と言えるようになりたいです。
──三和エナジーで働く良さを、リアルに教えてください。
一番は、お休みの取りやすさだと思います。部署にもよりますが、私の周りでは旅行などでまとまった休みを取る人も多く、「行っておいで」と背中を押してくれる雰囲気があります。
あとは、産休・育休を取って戻ってくる人が多いことも印象的です。
「子どもができたら、今の仕事を続けられないかも…」と不安になりにくい環境だと感じます。もちろん、会社としてまだ整えていくべき制度や仕組みはありますが、プライベートを大事にしながら、長く働きたい人にとってはすごく相性がいい会社だと思います。

──最後に、学生のみなさんへメッセージをお願いします。
就活をしていると、「成長」「挑戦」「キャリアアップ」という言葉をたくさん目にすると思います。もちろん、それも素敵な価値観ですが、「仕事だけが人生のすべてじゃない」と考える人がいてもいいと私は思っています。
三和エナジーは、インフラを支える安定した事業基盤がありつつ、M&Aなどで会社としては変化も続いています。その中で、総務は「社員が安心して働ける環境」を整えていく仕事です。
「仕事も大事だけど、私生活もちゃんと大切にしたい」「裏方として、みんなの働きやすさを支える仕事に興味がある」そんな人には、きっと合う職場だと思います。
ぜひ一緒に総務で働ける日が来たらうれしいです。

編集後記
「自分のペースで、長く、人の役に立ちたい」
静かにまっすぐ、社員に寄り添う新山さんの姿が印象的でした。
会社の土台をつくり、支え、整える。『プライベートも大事にしながら、そんな仕事をしてみたい』あなたのご応募を心よりお待ちしております。
2025.12
文・編集:新卒採用チーム