【バイオ燃料】T2自動運転トラックへB5軽油を給油!

【バイオ燃料】T2自動運転トラックへB5軽油を給油!

バイオ燃料をT2自動運転トラックへ給油

10月某日、株式会社T2様の自動運転トラックへ、弊社のB5軽油を給油させて頂きました。

株式会社T2様は、自動運転技術を活用した物流サービスを通じて、2024年問題などの物流の課題に対応し物流インフラの維持・発展に貢献することを目指し、自動運転トラックの商用運行も開始しております。

自動運転トラックへのB5軽油給油の様子

B5軽油とは

バイオディーゼル燃料とは

バイオディーゼル燃料は、使用済みの天ぷら油などの廃食油を主原料とした再生可能な燃料です。主に軽油の代替として利用でき、他のバイオ燃料と比較して精製プロセスが比較的容易であるため、早期の実用化が期待されています。

FAME(フェイム)とは

当社が取り扱うバイオディーゼル燃料は、「FAME(フェイム)」と呼ばれるものです。

FAMEとは、**脂肪酸メチルエステル(Fatty Acid Methyl Ester)**の頭文字をとった略称で、廃食油を化学的に処理することで軽油に近い性質へと変換したものです。

植物由来の廃食油を原料とすることで、廃棄物のリサイクルに貢献し、貴重な資源の有効活用、さらには水質汚濁の未然防止にも繋がる、環境負荷低減に大きく貢献する燃料と言えます。

環境にやさしい理由

特筆すべき点として、FAMEが燃焼する際に二酸化炭素が排出されますが、そのFAMEの原料である植物が成長過程で行う光合成によって二酸化炭素を吸収しているため、排出される二酸化炭素は実質的にゼロとみなされます。これが、地球温暖化対策の重要なキーワードである「カーボンニュートラル」の考え方です。

B5軽油

FAMEは軽油と混合して使用することができ、その混合割合に応じて「B〇」と表記されます。

例えば、FAME100%の燃料は「B100」、FAMEを30%以下混合した軽油は「B30軽油」、FAMEを5%以下混合した軽油は「B5軽油」と呼ばれます。

B5軽油の強みとは?

①既存設備への適応性

 B5軽油については、日本の燃料品質規格(品確法)において軽油と同等と認められており、既存の建設機械や車両などに特別な改造を施すことなくそのまま使用できるため、導入のハードルが低いと言えます。

 低コストでの導入可能性

 製造コストや輸送コストが他のバイオディーゼル燃料と比較して比較的安価に抑えられるため、ユーザーにとって低コストで導入しやすいというメリットがあります。

③ 削減量算出の容易さ

 軽油との混合割合が明確であるため、使用量に応じて削減できる温室効果ガスの量を容易に算出することができます。これは、企業の環境目標達成や報告において重要な要素となります。

三和エナジーがB5軽油を提供する強み

製造から配送まで自社で完結できるサプライチェーン:

全国50拠点以上の配送ネットワークを活かし、各地の当社配送拠点の地下タンクにバイオディーゼル燃料を貯蔵することで、広範囲にわたり安定した供給体制を構築しています。製造から配送までを一貫して自社で行うことで、品質管理の徹底と安定供給を実現しています。

高純度・高品質

未蒸留や低純度のバイオディーゼル燃料に含まれる可能性のある、水やメタノール、アルカリなどの不純物、そして燃料として不適切な高粘度のグリセリン類を、当社の蒸留技術により可能な限り除去した「高純度」なFAMEを提供いたします。これにより、燃料を原因としたトラブルのリスクを大幅に低減し、お客様に安心してご使用いただける高品質な製品をお届けします。

万全なサポート体制

 三和エナジーでは、バイオ燃料を専門に扱う環境事業部を設立し、製品に関する詳細な情報提供や、導入時の作業手順書作成など、万全なサポート体制を確立しております。燃料導入後も、安心してご利用いただけるよう、きめ細やかなサポートをご提供いたします。

おわりに

株式会社T2様の自動運転トラックについてご興味をお持ちいただけましたら、こちらから

三和エナジーのバイオ燃料にご興味をお持ちいただけましたら、まずはお問い合わせ頂けますと幸いです。弊社営業担当が、丁寧にご提案させて頂きます。

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