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伝統を守りながら未来へ神崎組 ― 廃食油回収から始まるバイオディーゼル活用の取り組み

クライアント
株式会社神崎組
業種
建設業
給油対象物
発電機
提供商品
B5軽油
提供商品

兵庫県姫路市に本社を構える総合建設会社、株式会社神崎組では、 建設現場で使用する燃料にバイオディーゼル燃料を導入し、環境負荷低減に向けた取り組みを進めています。

さらに同社では、社内および現場周辺の近隣住民の方から廃食油を回収し、燃料として再利用する循環型の取り組みにも挑戦しています。単なる社内活動にとどまらず、現場周辺の地域の皆様にも廃食油回収への協力を呼びかけ、地域と共生しながら資源を循環させる取り組みとして進められている点が大きな特徴です。 今回は、導入の背景や現場での使用感、そして企業としての環境への取り組みについてお話を伺いました。

インタビュー参加者

  • 建設本部 土木工事部 工事課 現場代理人 藤原 様
  • 営業本部 営業部 次長 増田 様
  • 建設本部 土木工事部 工事課 課長 三宅 様
  • 経営管理本部 経営企画室 竹尾 様
  • 建設本部 土木工事部 工事課 山下 様

建設会社として取り組む環境配慮

――まず、御社の事業について教えてください。

竹尾様:
当社は兵庫県姫路市に本社を置き、土木工事や建築工事を中心に事業を展開する総合建設会社です。公共工事や地域インフラ整備などを通じて、地域社会の発展に貢献してきました。

近年は建設業界においても、環境負荷低減や脱炭素への取り組みが重要なテーマとなっています。当社としても、企業活動の中で何ができるのかを検討していました。

建設現場の燃料から環境対策を

――バイオディーゼル燃料導入のきっかけを教えてください。

三宅様:
建設現場ではバックホウなどの重機や発電機など、多くのディーゼル機器を使用しています。そのため燃料消費量が多く、環境負荷低減の観点からも燃料について何かできないかと考えていました。

今回の取り組みですが、六甲アイランドの現場において、弊社が施工管理する現場内で作業している協力会社に対して、三和エナジー様からバイオディーゼル燃料を供給していただいていることが一つのきっかけになりました。
また、建設副産物対策近畿地方連絡協議会が主催する近畿建設リサイクル表彰への応募を検討する中で、資源循環の取り組みとして社内でも改めて議論が進み、今回の取り組みにつながっています。

そのような中で、三和エナジー様からバイオディーゼル燃料の提案をいただきました。既存の建設機械でも使用できる点や、特別な設備変更が不要で導入できる点が大きな魅力でした。

自社での廃食油回収から始まる循環型の取り組み

――今回の取り組みの特徴として、廃食油回収の活動も行われていると伺いました。

増田様:
はい。当社では環境への取り組みを進める中で、社内から排出される廃食油を回収し、資源として活用する取り組みも始めました。

家庭などから排出される廃食油を回収し、それを原料としてバイオディーゼル燃料へと再資源化することで、資源を循環させる仕組みづくりに取り組んでいます。また、この取り組みは社内だけにとどまらず、現場周辺の地域の皆様にも廃食油の回収へのご協力をお願いし、地域と共生しながら資源を循環させる活動として進めています。

建設現場を拠点に、地域の皆様とともに循環型社会の実現に取り組んでいくことも、この活動の大きな意義だと考えています。

単に燃料を使用するだけでなく、企業として循環型社会の実現に貢献できる点に大きな意義を感じています。

現場でも安心して使える燃料

――実際の現場での使用感はいかがでしょうか。

藤原様:
現場としては、まず機械への影響がないかという点が気になりました。建設機械は作業効率に直結するため、燃料によって性能に影響が出ることは避けなければなりません。

しかし実際に使用してみると、従来の軽油と比べて特に違和感はなく、機械の調子も問題ありませんでした。現場のオペレーターからも大きな問題は出ておらず、安心して使用できています。

三宅様:
現場では安定した運用が最も重要です。その点で、従来の燃料と同じように使用できるというのは非常に大きいと思います。環境配慮型燃料でありながら、現場の作業に影響がない点は大きなメリットです。

山下様:
運用面でも特別な手間が増えることはなく、通常の燃料と同じ感覚で使用できています。環境に配慮しながら現場の効率も維持できる取り組みだと感じています。

企業として環境への姿勢を示す取り組みに

――導入による効果について教えてください。

増田様:
環境への取り組みは企業として重要なテーマです。今回の取り組みは、燃料の利用だけでなく廃食油回収なども含めて、企業として環境配慮の姿勢を具体的な形で示すことができる取り組みだと感じています。

また社内でも、環境問題について考えるきっかけになっています。

建設業界の持続可能な未来へ

――今後の展望についてお聞かせください。

建設業はエネルギーを多く使用する業界であるため、環境への取り組みは今後ますます重要になっていくと思います。

今回のように燃料の選択や資源循環の取り組みを通じて、少しずつでも環境負荷低減に貢献していきたいと考えています。今後もこうした取り組みを継続しながら、持続可能な社会づくりに貢献していきたいと思います。

編集後記

今回の取材を通して印象的だったのは、神崎組様が「燃料を変える」だけではなく、「資源を循環させる仕組み」まで取り組まれている点でした。

建設業は社会インフラを支える重要な産業である一方、多くのエネルギーを使用する業界でもあります。その中で、社内だけでなく現場周辺地域の皆様にも廃食油回収への協力を呼びかけ、地域と共に資源循環に取り組まれている点は、非常に特徴的であり、地域と共生する建設会社としての姿勢を強く感じました。廃食油を回収し、バイオディーゼル燃料として再利用するという取り組みは、環境配慮と資源循環の両面から非常に意義のあるものだと感じました。

三和エナジーでは、こうした企業の皆様の取り組みを支援しながら、エネルギーの新たな価値を創出し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

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